時短で簡単!びっくり炊きで玄米を炊く方法

玄米はダイエット効果が抜群の健康的な食品です。

 

「でも、炊くのが面倒」

「発芽させるのに手間がかかって嫌」

そんな方も多いと思います。

面倒だと続きませんよね。

 

そこで今回は、簡単なのにふっくら炊ける「びっくり炊き」をご紹介します!

びっくり炊きとは?

びっくり炊きとは秋田地方に江戸時代から伝えられてきた玄米の炊き方です。
この「びっくり炊き」で炊くと、玄米を発芽させなくてもふっくら柔らかく炊くことができます

忙しい時、時間がない時に大助かりです。

 

なぜ「びっくり炊き」と言うの?
びっくり炊きでは、炊いている途中で冷水を入れます。

「びっくり炊き」の名前は「びっくり水(差し水)」が由来だといわれています。

そして特別な道具も必要なく、普通の鍋で炊くことができます。

びっくり炊きのメリット
●簡単で早い
浸水させる必要がないのですぐに炊くことができます。●好みの柔らかさにできる
水の量を調節することで好みの柔らかさにすることができます。●量が増えるびっくり水を入れることで、玄米の皮が破れて水分をたくさん吸収し量が増えます。

発芽させないと不安?アブシジン酸は炊くだけで毒性が弱まるので大丈夫

こちらの記事でも触れましたが、玄米にはアブシジン酸(ABA)という細胞を傷つける成分が含まれています。

この成分は発芽させると無害なものになります

 

では発芽させないと体に悪いかというと、そういうわけではありません。

この成分は生の状態で毒性が強いだけで、炊くだけでも毒性を抑えることができます。

 

また、アブシジン酸は多くの植物が持つ物質で、とりわけ玄米だけ危険なほど多量に含まれているというわけではありません。

生のままボリボリと大量に食べたら体に悪いですが、そうでなければ大きく心配する必要はありません。

 

びっくり炊きの方法(2合の例)

それではびっくり炊きの方法をご紹介します。

概要はこのようになっています。

びっくり炊きの方法
・玄米を軽く洗う(浸水は不要)
・玄米と玄米の1.2倍~1.5倍の水を鍋に入れて火にかける
・強火で15分~20分(水分が無くなりパチパチと音がするまで)
・びっくり水(玄米の0.8~1.2倍:柔らかくしたいときほど多く)を入れてかき混ぜる
・再び強火で沸騰⇒弱火で15~20分
・10分程度蒸らす

玄米を軽く洗う

まず、玄米を用意して、軽く洗ってください。

玄米は精製していないので、水が白く濁りません。

表面の汚れを落とす程度でOKです。

 

浸水して発芽させる必要がないのですぐ炊くことができます。

 

水はお米の1.2倍~1.5倍

今回は2合炊きます。

炊きあがると1合でお茶碗2杯分弱です。

 

玄米を鍋に移したら、お米の1.2倍~1.5倍の水を入れます。

お米が古いほど水を多く入れてください。

 

私が使ったお米は新しいので、お米2合(360cc)に対し、440ccの水(約1.2倍)を入れます。

 

 

水がなくなるまで強火にかける

水を入れたら蓋をして火にかけます。

強火で15分~20分ほど炊いてください。

途中、吹きこぼれる時は火を弱めてください

※鍋の材質や水の量などによって時間は異なります。

「水が無くなってパチパチ音がするまで」が目安です。

焦げが心配な方は途中で鍋を取って確認しても大丈夫です。

香ばしいにおいと「ピシッ、パシッ」という音がするまで火にかけてください。

 

びっくり水を入れる

焦げるような音が聞こえてきたら、びっくり水を入れて全体をよくかき混ぜてください。

びっくり水の量は玄米の0.8~1.2倍ほどです。

水が多いほど柔らかく炊きあがるので、お好みで調整してみてください。

今回はお米お米2合と同量の360cc入れました。

 

再び強火で沸騰⇒弱火で15~20分

びっくり水を入れたら再び強火にして沸騰させます。

沸騰したら弱火にして15分~20分ほど炊いてください。

 

小さなパチパチ音がしてきたら炊きあがりのサインです。

(蓋を取ってみて、表面に空いた穴から水分が噴き出ている場合はもう少し火にかけてください。)

 

お焦げが欲しい場合は最後に30秒ほど強火にしてください。

 

10分程度蒸らして完成

蓋をして10分ほど蒸らせば完成です。

びっくり水を調味液にするだけの簡単調理

びっくり炊きは簡単にご飯が炊けるだけではないんです。

びっくり水を調味液にするだけで、簡単に炊き込みご飯やピラフを作ることができます。

 

ひじきと油揚げの炊き込みご飯

【材料】
玄米 2合
乾燥ひじき 大さじ2(戻して八方だしに浸しておく)
大豆水煮
人参 1/3本
油揚げ 1枚

★調味液=びっくり水
酒大さじ1
しょうゆ大さじ1
みりん 大さじ1
だしの素 小さじ1
※水と調味料を合わせて玄米の0.8~1.2倍になるように

【作り方】

  • 人参と油揚げは細切りにしておく。
  • 大豆は水洗いし、乾燥ひじきは水でもどしておく。
  • ★以下の調味料と水を混ぜて調味液をつくる。これがびっくり水になるので、すべての調味料を合わせた状態で玄米の0.8~1.2倍になるようにする。
  • 通常のびっくり炊きと同様、玄米を軽く洗って鍋で水分がなくなるまで火にかける。
  • びっくり水を入れるタイミングで、調味液とそのほかの材料を入れる。
  • その後も通常のびっくり炊きと同様の方法で炊き、蒸らす。

 

シーフドピラフ風玄米ご飯

【材料】
玄米 2合
冷凍シーフード 適量
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
ズッキーニ 1/3本
エリンギ 3本
コンソメ 小さじ1
塩 小さじ1/2

 

【作り方】

  • 冷凍シーフードは解凍しておく
  • 野菜はすべてあらめのみじん切りにしておく
  • 通常のびっくり炊きと同様、玄米を軽く洗って鍋で水分がなくなるまで火にかける。
  • びっくり水を入れるタイミングで、玄米の0.8~1.2倍の水、コンソメ、塩、すべての材料を入れる。
  • その後も通常のびっくり炊きと同様の方法で炊き、蒸らす。

 

まとめ

時間がない時にぴったりなびっくり炊き。
ぜひ試してみてください!

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